ご相続の「きほん」
そもそも「相続」とはなんでしょうか。
やらなくてはいけないことなのでしょうか。
ご相続の「きほん」を
かんたんにご紹介いたします。
▽ 相続とは引継ぐことです ▽
民法 第896条(相続の一般的効力)
相続人は,相続開始の時から,被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する。ただし,被相続人の一身に専属したものは,この限りでない。 |
こんなふうに法律をみると
少しむずかしいようですが、
かんたんに言えば、
亡くなった方のものや権利は
「引き継がれること」というルールがあり、
これをまとめて「相続」といいます。
まずはつぎの4つを
ご確認ください。
― 親族に引継ぐこと ―
財産や権利は親族に引継ぎます。
― 引継ぎの順番がある ―
原則A+Bが引き継ぎます。
― プラスもマイナスも ―
預金も借金も財産と考えます。
― 資産状況は伝わるもの ―
国や市町村は資産を把握します。
▽ 相続は放置しないように ▽
このタイトルと矛盾しますが、
相続は一部「義務」ではありません。
しかし、手続きをしないと
大きな問題になる場合があります。
結果ほとんどの方が
お手続きされることになる、
皆さまがお手続きされるものなんです。
― 手続きする理由1 ―
故人の遺志や思い出があるから
― 手続きする理由2 ―
平等に分ける必要があるから
― 手続きする理由3 ―
自分だけのことではないから
― 手続きする理由4 ―
期限に遅れて問題がでるから
― 手続きする理由5 ―
大きな損の可能性があるから
― 手続きする理由6 ―
トラブル事例が多々あるから
▽ 相続の具体的なイメージ ▽
ご相続の必要性が
なんとなく見えてきたら
今度は、具体的なお手続きの
イメージになります。
一般的には、
どんなながれなのか?
だれにたのむものか?
およそいくらなのか?
なんとなくで大丈夫です。
これらのイメージができるようになれば
ちょっとむずかしい「相続」がきっと
「早続」になると思います。
ぜひご参考ください。